検索エンジンに好かれるブログはどんな記事が書かれているブログなのでしょうか。
- 多くの人が知りたい内容が書かれている記事?
- わかりやすく書いている記事?
- 見やすくまとまっている記事?
どれも正解でしょう。
だって、検索エンジンとしては人々に有益なサイトにスムーズにアクセスさせることを目的としているわけですからね。(そうじゃないと他の検索エンジンにユーザーが流れてしまう)
ここで大切なのは、検索エンジンは一つひとつの記事を目視で確認して評価するのではなくて独自の判断基準を設定して、それをもとに順位付けしているということ。
つまり、良い記事に見られる様々な傾向をポイント付けしてその合計ポイントによって順位付けしているわけで、その傾向を満たす記事が検索エンジンに評価されるブログ記事と言えます。
ではその「良い記事に見られる様々な傾向」にはどういったものがあるか?についてお伝えしていきますね。
もくじ
有益なブログのに見られる4大特徴とは?
検索エンジンではこうした傾向を重視して順位付けしているのでは?と思われる4つの傾向について
お伝えします。
あくまでも推測ですので絶対にそうとは言えませんし、必ずしも良い記事がこの条件を満たすとも言い切れませんので絶対にこれが大事と断言することはできません。
ですが、こうした条件を満たすよう記事を書くことで検索エンジンの順位が上昇しているという事実があるので、あながち大きくずれていることはないと判断した上で書いていることをご承知おきください。
回遊率
有益なブログであれば、訪れた1記事以外の他のページも見られる傾向がある。
こうした仮説を基に回遊率は検索エンジンに見られていると推測されます。
反対に、ブログに訪れたけれどそのまま「戻る」ボタンをクリックされることを「直帰」と言いますが、直帰率が高いブログはマイナス評価されると見られています。
ブログ内の他の記事へ行くか、ブログ記事内で参照されている他ページへのリンクを辿ることで、直帰率を減少させ評価アップができると考えます。
滞在時間
有益な記事であれば精読される傾向にあるでしょう。
反対に、「このページは違う」とすぐに戻られるページは質の低いページと考えても良さそうです。
そうしたことから、ブログ内の滞在時間は長い方が評価が高くなる傾向にあると見られています。
検索者の疑問に答え、その他の補足的情報を記すことで滞在時間の長いページが作れるはずです。
被リンク
被リンクとは、他のサイトやブログからURLを引用されることを指しますが、数多く引用されるブログ記事は有益な内容が書かれている可能性が高いでしょう。
以前は被リンクがたくさんあれば検索順位を上げることができるほど被リンク重視の基準を用いられていましたが、自分で作ったブログからリンクをつける対策(自作自演のリンク)が流行り、その結果、被リンクの価値は下がってきた傾向にあります。
また、自作自演のリンクに対してはペナルティーを科して検索順位を下げるなどの処置の結果、現在では自作自演のリンクをつけている人は激減しました。
今でいうSNSの相互フォローのように相互リンクを数多く行うだけでもかなりの効果があった時期がありましたが、今や相互リンクは死語となってしまいました。
やはり多くの人に参照されるような有益な記事を書くことに専念する方が確実かつ効率的な対策と言えるでしょう。
運用歴
パっと出の新店よりも老舗の方が安心感は高いのと同じように、運用歴が長いブログの評価が傾向にあると見られています。
スパム行為をやっては使い潰すドメインだと長年運用することはありませんからね。
もちろん1度アップして放置しているだけでは意味がなく、長期間コンスタントに更新していく必要があることを付け加えておきます。
何年もブログを運用している人はそれほど多くないですし、続けていけば続けていくほどライバルに差をつけられるはずです。
これまで挙げてきた特徴は、ちょっと情報を探しただけでも見つかるような「有名な」特徴です。
有名だからと言って必ずこの項目を検索エンジンが重視しているかはわかりませんが、実践した結果から見てもそれほど大きく外しているとは思わないのでご紹介しました。
有益なブログの特徴を独自に考えてみよう
これまでご紹介した基準は、かなり有名な情報なので、多くのライバルはこうした事項を意識したブログ運営をしていると考えておいた方が良いでしょう。
つまり、これらを意識したブログ運営だけではライバルに大きく差をつけることは難しいということです。
大きく差がつくのは、自分の仮説をもとに実践してみること。
有益なブログ記事だったらこうした特徴があるんじゃないか?と想像してみることです。
例えば、
「良い記事は印刷されて読まれるんじゃないか?」
みたいなことです。(あくまで例です)
だったらどういう記事にしたら良いか?を考えてブログを変更していく。
それで検索順位が改善するようなことがあれば、ライバルに差をつけられる大きなチャンスとなるはずです。
アフィリエイトは今からでは遅いとか後発組は難しいとか言われますが、検索エンジンのアルゴリズムは常に進化していくわけですから、それに対応するのに遅すぎることはないと思います。
まとめ
検索エンジンに評価されて検索結果に好影響を与えると考えられているブログの特徴についてまとめました。
有力な特徴として考えられている、回遊率、滞在時間、被リンク、運用歴をご紹介しました。
それぞれ、なぜこうした項目を重視していると考えらえているのかという理由についてもお伝えしましたので意図も踏まえて覚えておいて欲しいと思います。
また、こうした評価基準以外にも検索エンジンとしては様々な事象を評価基準として設定していますので、独自に考えて試行錯誤してみることでライバルに差がつくブログを作れるようになっていくはずです。
これからブログを作る方は参考に、すでにブログをお持ちの方はご自身のブログはどれくらい当てはまっているのかを確認してみてくださいね。