ブログに限らず情報を発信する際には正しい情報であることが不可欠です。
あなたが影響力を持ったブロガーになればなるほど、こうした意識を持つことは大切です。
正しい情報を発信するというのは、誰しもが理解している基本的なことですが、それでも結果として誤った情報を発信してしまう可能性があることは知っておくべきです。
ここでは、誤った情報を発信してしまう理由とその対策法についてお伝えします。
もくじ
不正確な情報を発信してしまう理由
SNSでもブログでも、誰しもが簡単に情報発信できるツールが整っています。
それが故に、情報はまさに玉石混交状態。
有益な情報もつまらない情報も、正確な情報も不正確な情報も同じような顔をしてあなたに辿り着きます。
「このサイトに掲載されていたから」
「テレビで言っていたから」
こんなことで情報の正確さは担保されないのは当然ですね。
ですが、「インターネットで調べたから間違いありません」と会社の会議で発言しちゃうオジサンがいるくらい、どこかに掲載されている情報は疑いようもなく正しいと信じている人がいるわけです。
このオジサンは不正確な情報を発信してしまう可能性は全くないとは言い切れないのは、その情報の真偽を確かめていないからですね。
あなたが仕入れたその情報は正しいのか?
情報を発信する方は特に、情報の正しさを確認してから発信するようにすべきです。
次に、情報の精度を高めるための「一次情報や検証データを確認する癖づけ」についてお伝えしていこうと思います。
一次情報や検証データはないか確認する癖をつける
情報の精度を高めるには一次情報や検証データを参照するのが有効です。
芸能人の〇〇が結婚するらしい ⇒ 本人のSNSや所属事務所のHPに掲載されてる?
△△が高血圧に効くらしい ⇒ △△の臨床データはある?
こんな感じです。
こうした情報を参照した上でブログ記事を書くと、
〇〇が結婚するようです!ご本人のツイッターでも報告されてました。
とか
△△が高血圧に効くと話題になってますが、××でも臨床データがあって科学的に証明されているのでかなり期待できますね。
といった書き方になるので、訪問者にも安心感を与えることができます。
また、これはあくまでも私の仮説ですが、情報の精度に自信がないからと「~らしい」とか「~ようです」という表現を書いていると、検索エンジンから評価されない可能性も考えられます。
↑
嘘を書くのはダメというのは誰しもわかっていますが、これをお伝えしたくてこの記事を書きました。(私の仮説ですが…)
ということで、情報の精度を高めるために一次情報や検証データを確認する癖づけをして欲しいですが、その際に役立つ情報についてこちらのページにまとめているので、是非ご参照ください。
参考:政府や教育機関のサイトを簡単に見分ける方法
誤った情報の流布の危険性
誤った情報の拡散の代表例としてはデマの拡散があります。
これは誤った情報でありながらも、多くの人が真実だと信じて他の人に拡散することによって引き起こされるものです。
時に大きな事件に発展する可能性すらありますよね。
例えば、大きな地震の後にありがちなのが、「実は本震がこれからやってくる」的な情報。
「避難した方が良いと自衛隊が言ってた」「地震雲が出てた」などと、不安を煽るような情報は特に信じられやすく拡散されやすい傾向にあります。
その他、ブロガーやSNS投稿者が広めたデマで有名なのが、事件の当事者を特定して個人情報を明かす系の情報です。
事件に全く関係のない人が加害者だと特定され、ブログやSNSで拡散されることで言われなき誹謗中傷の対象になってしまうこともあります。
全ての事象について一次情報があるわけではないので確認できませんが、不正確な情報である可能性について認識していることで、誤った情報の拡散に加担せずに済むわけですから、情報発信の際には特に情報の精度には敏感であって欲しいと思います。
事件の加害者系の話題はアクセスも稼げてしまいますが、デマでアクセス稼ぎをするのは寂しいですからね。